その当時私は、美容専門学校に通学していました。
年齢も20歳前でしたので、普通にアルバイトをすることも出来たのですが、
学校が自宅から遠かったことと、学校側も学業を優先してほしいということでしたので、
外でのアルバイトは控えていました。
その代わりに学校は、授業終了後に校内で行なえるアルバイトを募集することがあり、
それにはよく行ってました。
今はどうかわかりませんが、化粧品メーカー系の美容学校は、
自社化粧品のパッケージ作りを会社の中で間に合わなそうな時、
学校にお願いしてきます。
パッケージ作りといっても、厚紙の線になっている部分を折って箱にするだけなので簡単な作業でした。
作った個数によってお給料が決まったのですが、
1日1時間で3日くらい仕事をして、¥7000くらい頂いた記憶があります。
バブルの全盛期だったからかもしれませんが、
あれほど割のいいアルバイトには、その後めぐり合っていません。
仕事内容は内職に近いようなものだったので、
その後大人になって、似たような内職を調べたところ、あまりのお給料の安さにビックリしました。
やはり学校側は、生徒のことを考えたアルバイトをさせてくれたのだと感謝しています。