学生時代、市役所に勤めている先輩から声をかけられて、
選挙投票の開票所の設営作業のアルバイトを行いました。
朝の8時から始まり、晩の8時までの拘束でした。
各投票所から持ち込まれてくる投票箱の中の投票用紙を乗せる大きな台を作るのがメインの仕事です。
台の上に布シートを置くのですが、継ぎ目部分にガムテープを貼るときは、
投票用紙がくっつかないように、最新の注意を払って行いました。
もちろん、ほかにも机や椅子を指示のとおりに並べるなど、細かな作業がありました。
ただ、どちらかというと作業量が少ないアルバイトで、
やたら休憩時間が長かったように記憶しています。
手持ち無沙汰な時間が多いのを苦痛に感じたものでした。
最後は、各地の投票所からトラックで持ち込まれた投票箱を、
開票所の中まで運び込む作業でした。
厳重な監視のもと、多くの投票箱が運び込まれる光景は壮観そのものでした。
当時で日給8,000円ですから、仕事内容を考えると、
かなり割のいいアルバイトであったと思います。