一昨年前、フリーで仕事をしていた時期がありました。
運よく大きめの金額の案件を受けられればいいけれど、
そうそううまくいくものではありませんでした。
そんなこともあり、昼間はバイトをして夜は本職をすることにしました。
見つけたバイトはマンションの建築現場の荷揚げバイト。
前日に電話して、仕事があれば早朝から出勤、というものでした。
仕事の説明を受けた時に、軽作業と楊重の2種類の仕事があり、
軽作業は一日8千円、楊重は最高4時間で6千円(だったと思います)と言われ、
最初は軽作業で慣れて下さいということで、そちらの仕事に行きました。
軽作業という名前がついていますが、
かなり運動不足でデスクワークが本職な自分としてはかなりキツイ。
木板やゴミを片づけたり、立坑から鉄パイプを何百本も上げていったり。
体中アザだらけ、足は痛いし、腕も上がらない、初日は這うようにして家に帰りました。
何日かその仕事に行きましたが、少し時間が余った日、
同じ現場でやっていた楊重を体験させてもらうことに。
楊重は1枚10キロくらいの石膏ボードを指定の場所に移動させるだけの単純な仕事。
と思いきや、畳より大きい石膏ボードが持ちにくい。そして重い。
2枚持ち上げるだけでやっとの状態でしたが、ふと横を7枚抱えてひょいひょい運んでいる人が。
これは無理だと挫折、と同時期に就職が決まったので、バイトのことを考えなくてよくなりました。