短期のアルバイトは一つだけ。年末の1週間だけ、おせち詰めをしたことがあります。
事前にテストがあり、何回かに分けられた制限時間内に、
ひたすら算数(足し算と引き算が混在したもの)を解かされました。
これは単調な作業に向いているかどうかのテストだとのこと。結果がよかったのか私は通過し、いよいよ始業。
普段はレストランを経営しているフロアが、
年末だけは大掃除後におせち詰め合わせの会場となります。
基本的に生ものや冷凍されているものを仕出し弁当みたいな箱に詰めていくのですが、
真冬にクーラーをガンガンにつけた部屋でその業務はひたすら行われます。
ひとつ詰め合わせが終わると無言で挙手し、次の箱をもらいます。
衛生上から私語厳禁。もちろんマスクも手袋も、割烹着みたいな白装束です。
ショックだったのは、出来上がったおせちにアルコールをシュッシュッと振りかけること。
もちろん器にも。
食中毒はもってのほかであるのは理解していますし、全部気化してしまうこともわかっていましたが、
目の前で振りかけているのをみると、少し食品を扱っているという感覚ではない自分もいました。
私はおせちをつめる係でしたが、搬送用の段ボールを組み立てる作業担当がいたり、
発注伝票を管理したり実際につめる料理を作ったりの担当分配がされていました。
私も段ボール作業のチームになりたかったな(^^;