和菓子やパンを作っている工場で1週間バイトしました。
当時は大学生で実家に帰省しているときに、家の近所の工場で短期バイトを募集していたことを知り応募しました。
体力のある人なら歓迎といった求人広告に反せず、見事に体力勝負の仕事内容で一日中重いお菓子のケースを運んでいました。
一緒に働くメンバーは、パートのおばさんの他、
私と同様に短期バイトとして同期間働く学生がたくさんいて友達もできました。
出荷できなかった失敗作のパンをいただくことができて嬉しかったです。
和菓子が好きというわけではありませんでしたが、
人生で最も和菓子を食べることができた1週間でした。
一生懸命は働くうちに工場長から「大学を卒業したらうちに来ないか」
と声をかけてもらえてとても嬉しかったのが思い出です。
ただ、この会社はそれから2年程経って倒産してしまいました。
和菓子を作るのは手作業の繊細なこととイメージしていましたが、
その会社はスーパーなどに卸す大量生産をしていたため、多くの作業は機械によるものでした。
機械のハイスピードに遅れをとらないように手作業の部分を頑張る感じで、
集中力がものをいう面白いバイトでした。