学生のときに、友人から声をかけられて模試の監督官をした事があります。
仕事内容は科目ごとの問題用紙の配布と答案の回収、
テスト時間の管理(開始と終りの合図)といったとても簡単な内容でした。
仕事の説明も当日の朝、簡単にあっただけで特に注意事項とかはなかったので、
勝手に問題をみて難しいな~などと思っていました。
大学の教室を何部屋か利用して行いましたが、
私が担当した教室は200人くらいいたと思います。
いざ、模試の受付が始まってみると、こちらのお気楽な状態と違って、
受験生は非常に真面目な子が多かったのでちょっとビックリしてしまいました。
高校三年生が対象だったので、あまり年齢も違わない、
しかも自分より恐らく頭の良い受験生を監督するのはなんとも言えない体験でした。
問題を配ってしまった後は、受験番号の確認に回るだけなのでホントに暇でした。
可愛い女の子を見つけて、じっと見ていたり、わざとその娘のところを巡回して、
さりげなく回答を覗き込んで名前を確認したりして時間を潰してました。
教壇の上から見ているとホントに隅々までよく見えました。
とくにゴゾゴゾしていたりソワソワしているととても目につきました。
そんな事が分かっただけでも収穫だったと思います。
終了の合図をすると皆、一様にホッとした表情になるのが微笑ましかったです。