短期バイト体験談 » 営業アシスタント
私は本が好きなので「一度出版業界で働いてみたい」という気持ちがありました。
その時にちょうど求人でみかけた2ヶ月の短期募集が、出版社の内勤営業という仕事でした。
時給1000円ですが、昼食付きで、しかも昼食時間でも時給が支払われるという会社でした。
従業員が15人くらいしかいない小規模の出版社で、オフィスはマンションの一室でした。
私が経験した短期のアルバイトは、とある「プロバイダのDMを送っていいかどうか」を確認する発信業務です。
法人ではなく、個人向けの発信営業でした。
ランダムに抽出された電話番号へ、当時まだインターネットの普及が各家庭に始まった頃でしたので、
プロバイダのDMをまずは見てもらうという意図の発信でした。
学生のとき、週に3日ほど、あるテレビ局でアルバイトをしました。
業務推進部というところで、一体何をやっているのかよく分かりませんでした。
仕事はほとんどなく、時々、書類を届けに行ったり、アンケートのまとめをやらされるくらいでした。
とにかく暇で、仕事がないときは何をしていても良いと言われたので、ずっと文庫本を読んでいました。
人材派遣会社で単発アルバイトの仕事があるとの連絡を受けたので、すぐに詳しい事を聞こうと事務所に向かい、話を聞くと、私の紹介された仕事は前任者が病気で都合がつかなくなった穴を埋めるというものでした。
そしてその前任者の病気が良くなったら、私はその人と交代するとの事で、最初は、何となく気が重かったのですが、他にする事もなかったし、お金も欲しかったので、引き受ける事にしました。