もともとは官庁が発注した仕事のようでしたが、
それを請け負った会社からアルバイトの仕事を紹介されました。
お店が建物の脇に設置している看板が下の道路まではみ出していないか確認して廻る仕事でした。
すでに一度調査した台帳を元にその地域一帯をつぶさに歩いて廻り、
はみ出していると思われる看板については写真を撮って行きます。
実際に歩いてみると結構な数になるので時間がかかりました。
かなりの距離をすべて歩くので想像以上に疲れました。
また上を見上げて写真を撮っている姿は時に不審者にも見えるようで、
幾度と無く誰何されることになりました。
身分証明証を持ち歩いているとはいえ、あまり気分のいいものではありませんし、
下請け会社のそれもアルバイトということで具体的な説明が出来ないこともストレスになりました。
改めて歩き回ってみると意外なお店の発見もあり楽しいものでしたが、
もう少し調査の方法を工夫すればいいのにと思うことも多かったです。
お役所仕事と呼ばれる一端を垣間見た気分でした。