私は、交通量調査のアルバイトをしたことがあります。
一日限りの24時間の仕事でした。朝9時から翌朝9時までの仕事です。
学生だったので、朝の9時に集合という時点で、大変なことでした。
顔も名前も知らない同士、集合地点へと集まってきました。
マーケティング会社の係員から注意点等を聞きました。
車等の事故に気をつけること、からまれたりすることも有るので、気をつけること、そんな感じでした。
そうして交通量調査が始まりましたが、
車と人、両方で、しかも、右から来た車、左から来た車、
それぞれどちらへ曲がって行ったか、人もどっちから来たのか、
どっちへいったかなど、カウンターを6つも持たされて結構大変でした。
間違わないように気をつけているだけで、
次の車が行ってしまいそうな、そんな気がしていました。
休憩時間もそれなりにあったのですが、
やはり、夜中になると、休憩する場所も無くて、道ばたに寝ている分けにも行かず、
結局遠くのコンビニまで歩いてく間の往復で、
休憩時間が終わってしまうようなありさまでした。
バイトの他の人たちとは会話することも無く、翌朝を迎えました。
くたくたに疲れていたけれど、日給が2万円と、学生にしては高額だったので、
とても嬉しくて、いい気分で家へと帰って行ったことを憶えています。