大手携帯会社の販促キャンペーンで街頭でティッシュを配るお仕事でした。
ティッシュはよくある事ですが、何故かその時は一緒に駄菓子を一つ配るというお仕事でした。
有名な駄菓子でしたので、誰もが見向きをして、立ち止まり、時にはわざわざ戻って来てくれました。
また「何故コレを一緒に配っているの?」
「本当に貰っていいの?」等の質問をされる事も多く、
街頭サンプリングでは珍しく会話率の非常に高いお仕事でした。
昼間はサラリーマンやOLを相手に配っていたので、チラホラ貰って貰える状態で、
人によってはティッシュだけで駄菓子は要らない、という方もいました。
しかし夕方になり、学生が多く通り始めると、クチコミで学生が大量に集まり、
何とティッシュ配りにも関わらず列が出来てしまいました。
近くに置いてある駄菓子の段ボールから勝手に他の味を選ぼうとしたりと、
困った学生もいましたが、意外ときちんとお礼も言えて、
「なんかみんなで並んじゃってすみません」等と気に掛けてくれる子もおり、
最近の学生もちゃんとしているんだなあと思った事を記憶しています。
ティッシュやチラシ配りはその後も経験しましたが、
駄菓子を一緒に配り、しかも列を成されると言う経験はその後も一度もないので、
貴重なキャンペーンを体験したなあと思っています。