銀行は結構夜間になると施設の改修やシステムの入れ替え、
ATMなどの什器の取替、さらには内装に手を加えるなどで工事を行うところが多いです。
そういった現場には金庫の近くには入れないとは言え、必ず警備員を常駐させます。
もちろん周辺住民が工事で通れないことのないように誘導することもやりますが、
夜間もセキュリティが通常よりも弱くなってしまうので、警備員の配置が必要なのです。
私は何度かそういった現場に行ったことがありますが、
だいたい工事は夜の12時過ぎまでには終わり、
工員の方や銀行の立会の方なんかは帰ってしまいます。
また朝になると工事が再開されるのですが、
その時間まで一人で銀行内で警備をすることになります。
玄関前に一人で立たされるのではなく、念のための扱いなので行内に入っておけますし、
問題が起こることなどほとんどありえません。
翌朝交代の要員が来るまで、椅子などに座って眠らないようにだけしておけばよいのです。
これほど楽で稼げるアルバイトはありませんでした。