進研ゼミの「春休み集中コース」に使用する教材一式を箱詰めし、
あて先シールを貼って発送する、一ヶ月の短期アルバイトでした。
作業の流れは、ベルトコンベアーに教材を入れる箱を乗せて、
横に立った作業員がドリルなどのテキスト、実験用の器材などを次々にその箱に入れていきます。
全て入れ終わった箱はテープで蓋をして宛名シールを貼り、
都道府県ごとにまとめ、最後にフォークリフトでトラックに運び入れて出荷するというものです。
私は教材の箱入れを担当しましたが、春休み用ということで季節は冬。
作業場は突貫工事のバラックで、隙間風がひどいうえにエアコンは無く、
扱うもののほとんどが紙なのでストーブも使えず…と、
とにかく寒さが身にこたえました。
コンクリートに立ちっぱなしなので爪先が冷えること冷えること。
足先用の貼るカイロを靴下に貼り、その上からさらに厚手の靴下を二枚重ねるという、
完全防寒装備でしたがそれでも立派なしもやけができました。
紙は油分を吸収してしまうので、手はかさかさに荒れてしまいましたし、
ほこりもひどいので喉はガラガラ。
とにかく寒いし痛いしかなりきついバイトでした。