インターネットの求人サイトで見つけて登録し、翌日面接もなく現地集合で即働き始めました。
日給8000円でした。
仕事内容は、新作DVDをTSUTAYAレンタル用にパッケージし直すというものです。
DVDをレンタル専用のケースに入れ替えてシールやバーコードなどを貼っていき、店舗ごとのダンボール箱に詰めていくという作業を、45分の昼休憩と途中15分の休憩以外ずっと立ちっぱなしで流れ作業のように行います。
立ちっぱなしは確かに疲れましたがその他に困ったことやつらいことはありませんでした。
日給はその日ごと終業時に封筒でもらい、その時に翌日の出欠確認をします。
その他の日は、シフト担当の方とメールで連絡を取り合い、何日はどうしますか?何日は人数が少ないので出れますか?など確認する形です。
私がこの仕事で思ったことは、人の繋がりが希薄だということです。
まず最初に面接が無いところから始まり、たとえ素性の知れない人でも誰でも関係なく働けて、就業時間中は私語も無く他人との接触も殆んど無い。
私個人としては少し寂しい気もしましたが、こういう仕事こそ、ニートや他人との接触を極端に嫌う人にとって
『とりあえず家から出て働いてみよう』
というきっかけになる、第一歩に繋がるのではないか?と感慨深いものがありました。
手作業の仕事をするには、学歴も履歴書もコミュニケーション能力も必要なくて、健康な体さえあれば良いじゃないか…と言っているような間口の広さを感じた職場でした。