ある飲料メーカーの工場で、ペットボトルの中身を目視で検査する短期アルバイトでした。
異物混入がないか、ペットボトルに傷や破損がないかなどを検査しました。
中身の飲料は水ではないので、
たいてい濃い色でボトルを逆さにしたり、目を凝らさなくては見えません。
ボトルの光具合や工場の窓からの光の加減では、
正常なものが異物に見えてしまうような苦労がありました。
ダンボール一箱が約20本前後で、
検品が終わったらまた箱に糊づけして積んでいくのですが、
自分の背の高さくらいに積み上げるのは大変でした。
工場の中は扇風機だけで窓も少なく、
期間中3、4人の仲間が軽い熱中症になるほどでした。
一日中延々と同じ作業の繰り返しなので精神力も必要だと感じました。
7時間で6300円の日給でした。
検品の飲料には出荷しないテスト品もあったので、
後で私達アルバイトに飲んでいいという許可も出ました。
休憩時間に冷えた飲み物がもらえるのは嬉しかったです。
また、いろんな年代の人がアルバイトに来ていて、
世代の違う人のさまざまな話題に触れられたのはいい勉強になりました。