1日だけのアルバイトで、個人宅の清掃をしたことがあります。
まず、都内の某駅で他のメンバー2人と待ち合わせをしました。
その内の1人がリーダーの男性で、車で運転して清掃する個人宅へと向かいました。
わざわざ、清掃のために我々を雇うだけあって都内の一等地に家を構えている、
豪邸とは言わないまでも、私から見れば立派な邸宅です。
私達を迎えたのは、品の良いマダムでした。
「よろしくお願いします!」と3人であいさつすると
「はい、よろしくねぇ」とにこやかに笑顔を返すようなとても良い印象の方でした。
まず、私達がしたのは窓ガラスの掃除です。
洗浄液を使って、モップと雑巾で丁寧に窓ガラスを掃除していきます。
次にしたのが、居間の掃除です。
骨董品などの貴重品に気をつけながら、掃除機をかけたり細かいところをホウキで掃除したりしました。
最後に玄関を水洗いして完了です。
全部終わるとマダムが
「ありがとうねー、どうぞどうぞお菓子でも食べてって下さいな」
とまるでドラマのような展開でしたが、リーダーの先輩が
「お気持ちは嬉しいんですがこの後も仕事がありまして」
とこちらもドラマのようなセリフで丁重にお断りしました。
リーダーの先輩はまだ本当に仕事があったのですが、私達2人はこれで本日の仕事は終わりです。
依頼人のマダムもいい人だったし、掃除をして気分も良くなったので、
いい仕事をしたなと満足感を得ることができた仕事でした。