2年くらいほど前、ネットに掲載されていたアルバイト情報から、単発の棚卸し作業に応募したときのことです。
事務所での研修が1日あり、その日は主にバーコードを読み取る作業を体験しました。
事務所の一角がコンビニの陳列棚を模したようにカップ麺や文房具、ドリンク類が並べられていました。
作業内容としては、棚に並べられている商品を並んでいる順に、
それが何個ずつ並べられているかを機械で読み取っていくというものです。
正確かつ迅速な作業が求められる仕事で、なかなか気が抜けないな、という印象でした。
実際に作業に入ったのは大型ショッピングモールの店舗でした。
文房具などが陳列されている棚に作業員20人ほどが散らばって店舗内すべての陳列状況を調べ上げます。
その日は真夏の深夜でとても店舗内が暑くなっているにも関わらず、
閉店後のモールでは集中管理の空調システムのため、冷房をつけてもらうことができませんでした。
スタッフジャンパーを脱ぐことが許されたものの、
とても厳しい状況で作業したことをいまも鮮明に覚えています。
慣れてくるとどうってことないのでしょうか。
ベテランと呼ばれた方々はえも言わず作業をこなしていました。
過酷な状況下でしたが、深夜遅くにまで社会は動いているのだな、
と思うととてもいい経験だったと思えます。
また機会があれば、棚卸のアルバイトをしてみたいと思います。